3月13日、三郷市文化会館で、ふくしカレッジ『みんなで考える居場所づくり』を開催しました。
三郷市は今後急速に高齢化が進むことが見込まれています。住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる社会を実現するために、市民のみなさんの参加と協力により、身近な場所に誰でも気軽に交流できる場づくりが欠かせません。


今回は介護予防サロン活動をしているNPO法人游(ゆう)の水口理恵さん、障がいを持つかたの社会参加の一環で食事サロンを実施しているNPO法人サポートネットほっとピアの香取順子さんのお二人に活動を紹介していただきました。水口さんは「高齢者が年々増加し介護職員が不足するため、市民が主体の活動がますます重要になります。游(ゆう)さんではカラー広告をちぎり、パズル作りや、3A(スリーエー)という認知症予防のプログラムを行っています」と、おっしゃっていました。香取さんは「ほっとピアでは精神障害を持つ方が食事つくりやホールスタッフとして働き、社会復帰への自信になればと活動をしています。スタッフは全員ボランティアで、手伝ってくださる方を募集しています」と話ししていただきました。

後半はグループに分かれて情報交換が活発に行われ、最後はファシリテーターのNPO法人ハンズオン埼玉西川正さんの提案で、17名の参加者が椅子で大きな輪をつくり、本日の成果を全員で共有し閉会しました。