3月9日に埼葛第一ブロック合同災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を行ないました。
越谷、草加、八潮、吉川、松伏、三郷の5市1町の社会福祉協議会が参加しました。
会場は、越谷市の老人福祉センターくすのき荘。昨年の竜巻災害時に実際に災害ボランティアセンターが設置された場所です。
半年ぶりくらいで被災現場周辺を訪れましたが、だいぶきれいになったなという印象。柱が無残に折れていたテニスコートなども復旧していたようです。しかし、損壊の大きかった家屋などは現在も建て直している最中だったりと、災害前の暮らしはまだ取り戻されていません。長い支援が必要となることも実感。
立ち上げ訓練は、午前に埼玉県社会福祉協議会による講義、午後から災害ボランティアセンターのロールプレイというスケジュール。
参加職員を事前に分けたA、B、Cの3グループに配置し、スタッフ役、ボランティア役をグループごとに交替しての訓練となりました。
今回の訓練では、災害ボラセンのスタッフ配置として
1.受付・報告班 2.ニーズ班 3.マッチング班 4.送り出し班 5.資材班 の5つの班編成を設定しました。
※実際に災害ボランティアセンターを立ち上げる際には、この他の担当を受け持つ班も必要になったり、災害の種類・規模や地域状況などにより編成も変わります。
各班には、越谷市社協の職員がサポート役として、竜巻災害時の経験を元に参加者に助言する形です。
A、B、C各グループで話し合い、誰がどの班を担当するかを決めて、訓練スタート。
基本的には、マニュアルに沿った役割を果たす訓練でしたが、時折サプライズで事前に教えていないトラブルを発生させ、どのように対応するのかを体験しました。
全てのグループのロールプレイ終了後、各スタッフ班に別れての振り返りを行い、良かった点、課題、そして対応策を全員で共有しました。